バッハ『インヴェンション講座』原宿
- 雅美 臼井
- 2月10日
- 読了時間: 2分
バッハ『インヴェンション』講座
(過去講座の為、資料とアーカイブ動画記録による講座)
~Inventio の語源、フィグーラ、分析、実践を試みる~
Inventionに付けられたバッハの序文には、いわゆる「カンタービレ技法」cantable Art を演奏において習得するためという実践における目的のみならず、「作曲する」過程において、古代より追求された文章のまとめ方の練習、いわゆる修辞法が作曲に応用されていることがバッハの手によって書かれている。
ルネサンス・バロック時代に特に強調された「音楽」と「ことば」の関わりは、この修辞法の中に属する「フィグーラ」と共に存在したが、それはバッハのこのInventionにもあてはまる。またバッハは、「フィグーラ」のみならず、バッハ自身の宗教的な精神を作曲に取り入れた表れとして、「コラール」を随所に内在させている。
今回のインヴェンションの講座では、①Inventionの語源とフィグーラについて、②Inventionの中から一曲、d-mollのInventioを取り上げて、修辞的にどのように展開されているか、また内在されたフィグーラとコラール分析を行い、③ ①、②で眺めた観点並びにそれを実践に活かすための演奏法として「カンタービレ技法」をレッスン形式にて試みることにする。
開催された日時: 2024年9月6日(金)12:00~14:00(前半が講義、後半がレッスン)
開催された場所: 原宿アコスタディオ 4F ピアノ室
*アーカイブ参加については、これからも随時お申し込み可能です。
ご自宅でお好きな時間に学ぶことができます。
アーカイブ参加について
・動画:2時間(前半:講義、後半:レッスン 各1時間 視聴の期間期限はございません。)
・資料:A3紙 8枚
お申し込みいただきましたら資料をレターパックで郵送させていただき、動画のリンク先をお送りいたします。
参加費につきましてはメールでご返信させていただきます。
最新記事
すべて表示バロック時代の舞曲講座 ~舞曲クーラントの歴史、演奏法について~ いわゆる「組曲」と呼ばれる一連の舞曲の重要な柱のひとつを成す、クーラント。その起源、歴史、楽曲構造、ルイ14世治下のフランス宮廷様式のクーラント、バッハの組曲におけるクーラントの解説を実演とレッスンを...
日時:5月23日(水) 11:00~12:45(終了いたしました) 6月27日(水) 12:00~13:45 場所:東大泉中央地域集会所 (大泉学園駅 北口から徒歩3分) 参加費:2回分でのお申し込み 6500円(会場費、事務通信費込み)...
バロックダンス練馬レッスン 日時:4月25日(水) 12:00~13:30 場所: 東大泉地域集会所 (西武池袋線 大泉学園駅 南口から徒歩10分) 参加費:3000円 (キャンセルは一週間前からかかります、代理人制度あり) ...
Comments